JDBな人生  専門的なことから日常的なことまで~ まぁ自由きままに書いていきます。
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外国語学習と辞書

 お久しぶりです。いよいよ冬っぽくなってきました。

 最近、イタリア語の学習に少し力を入れています。どのように学習を進めていくかというところは色々とあるのですが、やっぱり文章を口に出して読んでみるというのは欠かせないですね。プログラミング言語ならともかく喋って使うための言語なので、それを抜きにして習得というのは難しいだろうと。ということで、2言語分の字幕ファイルを並行して再生&音声認識で音読する、なんていうツールを作って使っています。数時間で作った割には中々良い練習になっている気がします。好きな話の好きなシーンを朗読(?)するのは意外と楽しいですね。ただ効果のほどはまだよく分かりません。一週間使ってみて、会話の授業で少し口が動きやすくなったかな?気のせいかな?というところです。

 さて、どの言語でもだいたい2000語を使いこなせばある程度の会話はできる、という話があります。ちなみに論語も約2000語の語彙で書かれているそうです。そうすると、いかにしてその2000語を習得していくかというところが問題になります。色々と論じられているところかと思いますが、これは堅苦しい論文ではないのでそこは飛ばすとして(何か面白い参考文献などあったらご教授ください)、2000語を単に頭に入れるだけであれば、そんなに難しくないはずです。その言語の学習に全力を注ぐのであれば、一ヶ月もあれば一問一答はできるようになると思います。
 じゃあ一ヶ月で話せるようになるのかというと、なかなかそう簡単な話でもない。知っての通り、単語学習の最も弱いところは、文脈がほとんどと言っていいほど無いところだと思います。これを克服する手段としては(そしてある意味では対極と言えるのが)、一定のストーリーの中で単語を学んでいく、という方法があります。ちょうど中学高校の英語の教科書の感じです。これもこれで、特に総仕上げとしては良いのですが、一つの文脈で繰り返し学んだところで、どこまで応用が効くのか、というところには疑問が残ります。そもそも単語の使い方を練習する上で、数百語の大き文脈の情報が必要なのか、という点も怪しそうです。

 そこで単語学習と長文による学習の中間に何か無いのか、と考えるのですが、これは辞書の例文なんじゃないかと思います。辞書を参照するとき、時間がないと一対一の対応を見て終わりになりがちですが、辞書の例文というのはなかなかひねりが効いていて、読んでいて普通に面白いと感じられます。また例文というのは、その語の中心的な意味ごとに、だいたい2、3は載っているものなので、複数の例文に同時に触れることで、その語のニュアンスをより正確に感じ取ることができる、というところも見逃せません。特に電子辞書であれば類語や対義語にも即座にアクセスできるので、一つの語を「ひとつの文脈における使用」「語彙の分布の中の位置付け」の二つの視点から見ることができます。単語を応用していくために必要な感覚は、こうした方法で複数の接近した語の、複数の例文に触れていく中から「でも」付けていくことができるのではないかと思います。
 近頃は特にアクティブラーニングが話題になっていますが、まさにこのような「些細な違いに気づく」「気づいたことを学習に活用する」という姿勢が問われているわけです。
 余談ですが、例文をつなげてストーリーを作るというのも良い練習になるかもしれません。

 とは言っても、「順番をつけて学習していく」「いくつかの同じ例文を反復でチェックしていく」とやろうとすると、電子辞書と言えども少し面倒ではあります。既存の学習アプリにそういうものがあれば良いのですが、ただでさえコンテンツの多くないイタリア語学習、となると…。
 本でも実現できる語学ツールをあえてスマホのアプリとして作る利点は、何と言っても圧倒的な手軽さです。本を持ってきてページをめくる抵抗感よりも、手元のスマホでパッとアプリを起動する手軽さは、比べ物にならないと思います。(通知に妨害されるリスクは各々で対処ということで)この季節であればなおさらです(?)。次いでゲーム感覚で学習できる、学習状況を管理してくれるというところでしょうか。
 また語学に限って言えば、近年のデータの蓄積を活用して、特定の表現がどの程度一般的か、ということも判定できるわけです。例えばある単語の例文の一部分を、類語・対義語や同じ分類の語(色なら青を赤と言ってみるなど)で置き換えて、その表現が認められるかどうかをチェックする、なんていうこともできます。表現として応用していくという点では、このような機能を載せたアプリが出ても良いとは思っているのですが…。なかなか出ませんね。

 ただ、ストーリー中心の学習の良いところして、(上手く作られている前提ですが)展開の面白みがある、という点があります。いくら例文にひねりが効いていても、そのように物語が展開していく面白さにはそうそう勝てないのかなあ、とも思います。この辺を考えると、例文の代わりに、あるストーリーの中でその語が使われている文章に着目する、というやり方もあるのかもしれません。
 語学が積み上げ式だということを考えると、はじめの500語は詰め込みで学び、以後は和訳なしで例文を2、3参照しながらどんどん学んでいく、という方法もあるのかもしれません。

 なかなかよくわかりませんが、見て読む、読んだ表現を使う、というところはやっぱり重要なポイントだろうと。何か良いアイデアでも思いつけばアプリか何か作ってみようと思います。
 


 
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